こんにちは、たんようすけです。メルマガで稼ぐためには、「勝てる仕組み」を構築することが一番大切です。ただ、これはメルマガのマクロ的な話であって、細かいスキル面で言えば、重要なのは何よりもまず「メルマガタイトル」です。
メルマガの本文にどんなに秀逸なセールスコピーや有益な文章を書いたところで、開封されなければそれらが読まれることは絶対にないわけで、かけた時間と労力のすべてが無駄になってしまうのです。
たとえあなたが寝る間も惜しみ全身全霊をかけて渾身の1通を書き上げたとしても、メルマガタイトルが悪ければその全てが無駄になってしまうのです。
だからこそ、送ったメルマガを確実に開封させるために、メルマガタイトルの付け方を知っておいてください。今回あなたにお伝えする“開封率を爆上げさせるためのメルマガタイトルの付け方”を知れば、文字通り開封率が劇的に上がるタイトルの法則が分かりますので。
目次
開封率の上がるメルマガタイトル決めの法則
開封率が高い、反応のとれるメルマガタイトルにはある一定の法則があります。これには6つあって、
- ポジティブなイメージが持てるもの
- タイムリーなもの
- お得感が伝わるもの
- 裏技的な臭い・非合法的な臭いのするもの
- 得られるメリットが具体的で想像できるもの
- 強い言葉を使っているもの
というものです。
でもって、この6つの法則を守った上で、以下の4つの要素を使ってメルマガタイトルを作り上げます。
要素というのは、大きく分けるとこの4つですね。
- 指示語を使う
- ギャップがある
- インパクトがある
- 驚愕させる
先の6法則を踏まえた上でこの4つの要素を取り入れると、開封率の高いメルマガタイトルが付けられるというわけです。
メルマガタイトルを発想する時は、本文を書くのにかけた時間の2倍の時間を使うくらいの気概で臨んで欲しいと思います。それほどまでに、メルマガのタイトルを決めることは超超超重要なものだとまずは覚えておいてください。
それでは、メルマガタイトルの6法則については、事例を交えながら後述するとして、先に「4要素」について詳しい解説をしていきます。
指示語を使う
指示語というのは、「これ」とか「あれ」とか「それ」など、何かを指して言及する際に代替させる言葉のことですね。他にもこんなものがあります。
- これが
- あれって
- それは
- この中のどれ
- この人たちです etc…
こういった指示語(赤文字部分)がメルマガタイトルに入っていると開封率は断然上がります。
なぜなら、指示語が指し示す内容を「知りたい!」とメルマガ読者に思わせることが出来るからです。「内容を知りたい」ということは、「メルマガを開封したい」という動機づけとイコールですからね。
つまりが、内容を知りたければ自ずと開封率は上がるというわけです。
ギャップがある
では、次が「ギャップがある」ということですが、これはどういうものかというと、例えば
- 継続は“悪”なり
- 3億円持った貧乏人
- 60歳のピチピチのギャル etc…
のような感じのものです。上記の3つは、私達が一般的に認識しているものとは少し違う、一瞬「え?どういうこと??」となってしまうような、事実とはギャップのあることを言っていますよね。
例えば、本来ならば「継続は良い事だ」と言われていますし、「3億円を持っていたらお金持ちじゃん。何で貧乏人なの?」と気になりますし、「60歳でピチピチってどういうこと?」といった感じで、その真相を知りたくなるわけです。
つまり、「真相を知りたい」という気持ちが「メルマガを開封したい」という動機づけになるというわけです。
ただ、このメルマガタイトルを使う際には1つ注意があります。
それは、タイトルが嘘になってはいけないということです。こじつけや思い違いを誘うのであれば、それは「演出」や「企業努力」ということでOKですが、最後まで読んでもタイトルと本文とのつじつまがまったく合わないまったくの嘘だった…ではダメだということです。
本文を見たら「なるほどそういうことか!いっぱい食わされたな~笑」と思わせることが理想です。それが出来なければ、読者からの信頼度は一気に急降下してしまうのでそこはくれぐれもご注意ください。
インパクトがある
次は「インパクトがある」ということですが、これは例えば、
- お前はバカか?
- ホラ吹きイケメン野郎
- 手に職?バカバカしい etc…
という感じです。
こんな感じでインパクトのあるタイトルをつけることでも開封率を上げることが出来ます。
この理由は強い言葉やインパクトのある言葉を使うことで、メルマガ読者さんの感情に波風を立たせることが出来るからです。
感情を動かされた出来事やものに対しては、どうしてもチェックしたくなるのが人間ですからね。
ただ、これも先の「ギャップがある」の注意点と同じで、メール本文を読めばタイトルのインパクトの意味が「なるほど」と分かり、なおかつ「人の悪口や誹謗中傷を言っているわけではない」ということが条件です。
まあとは言え、あくまでもメルマガタイトルは「ものは言いよう」です。
メルマガタイトルだって1つの“表現”であり、そこまで神経質になる必要はありません。神経質になりすぎるとお固い感じになってしまいますし、発想は確実に狭まってしまうので。
だから、「セックス!」というメルマガタイトルでも別に良いんですよ。
本文で、「こういうタイトルを付けられる人っていませんよね。みんなメルマガが固すぎると思うんですよ。」なんて感じで展開していけば良いだけなんで。
本文を見れば、「あーだからこういうタイトルだったのか。なるほどね~。」と納得させられればOKですからね。
驚愕させる
最後が「驚愕させる」ですね。これは、例えば
- 明日会社辞めてOKです
- 昨日のアレやっぱり無しで
- メルマガではもう稼げません etc…
といった具合ですね。
タイトルを見た瞬間、一瞬「え?どういうこと?」と思えるような、“驚き要素”を含んだタイトルを使うと開封率が上がるというあけです。
「ギャップ」のタイトルほど直接的ではないものの、そのタイトルの真意を知らずにはいられない、ついつい気になってしまうタイトルが付けられます。
これも「真意を知りたい!」という気持ちが「メルマガを開封したい」という気持ちに変換されるので、開封率をアップさせることが出来るというわけです。
開封率を上げるメルマガタイトル事例集
では、ここからは具体的に、開封率激高の秀逸メルマガタイトル事例をご紹介していきたいと思います。
ここにご紹介するメルマガタイトルは、開封率を高めるための6つの法則+4要素を取り入れたメルマガタイトルの事例です。今後あなたが同じように開封率鬼高の秀逸メルマガタイトルをつける際には参考になること間違いなしなので、ブックマークして何度も見返すようにしてください。
事例1
○○さん、明日会社に行かなくても良いですよ。
1つ目ですが、この「○○さん」というところには、メルマガ配信システムの機能を使って読者(受信者)の名前を個別で自動挿入させます。なので、名指しで「○○さん、明日会社に行かなくても良いですよ。」となるわけです。
これは、4要素の内の「驚愕させる」の要素を使っています。あとは6法則で言えば「ポジティブなイメージが湧くタイトル」と言えますね。
そしてさらに、このメールを以前配信したのは日曜日の夜だったので、多くの読者さんにとって「明日は月曜日か~会社行きたくないなー」と思っているタイミングだったわけで。この点においては「タイムリー」という法則にも当てはまっていたと言えますね。
事例2
目標を神に書いて持ち歩く?バカなの?
これは「インパクトがある」と「驚愕させる」の間で、なおかつ「バカ」という言葉を使っているので、6法則の中の「強い言葉」を入れている感じです。
普通、勉強熱心な方ほど「目標を紙に書いて持ち歩くことは良いことだ」と考えてみえる方は多いですよね。そこに来て、「それはバカだ」と言うと、「え?」とか「はぁ!?」と思わせることが出来るので、開封率がアップするというわけです。
もちろん、メルマガタイトルで怒らせたらすぐに本文で鎮火させる必要があります。そのため、上記の場合であれば
- 納得させられるだけの斬新な意見が書いてある
- 本文を読めば、実はバカにしているわけではなかった
のどちらかを、メルマガ本文のなるべく早い段階に出す感じですね。
ちなみに、これを配信した際の落とし所としては「タイトルのようなこと、恥ずかし気もなく言っちゃってる人いますよね。まあ、だからこそお前はいつまでたっても稼げないんだよ!という感じですが。」といった感じの内容にしていました。
事例3
母が100万円稼ぎました
これは4要素の中では「ギャップがある」と、6法則の中で言えば「ポジティブな表現」と、「100万円稼いだ」といった感じで「メリットが具体的」になっている点ですよね。
一般的に、「母」という単語と、「お金稼ぎ」は縁遠い単語だと言えますから、それをくっつけることによって、ギャップ感を演出することに成功しています。
事例4
○○さんはどの子が好みですか?
これは「指示語」を使っていますね。でもって「ポジティブな表現」になっていると言えます。
こうやって実際に目にしてみると、「自分の好みの女の子はいるかな?」といった感情がフツフツと湧き出てきますよね。それはあなたの読者さんも同じように湧き出すわけで、その感情が自然と開封したい気持ちにさせるわけです。
事例5
この人、終わりましたねwww
これは「指示語」と、「非合法的な臭い」ですね。
というのも、大抵の人には、他人の不幸を見たいとか、上手くいっている人が転落する様を見たいという黒い部分が少なからずあるわけです。残念ながらそれが人間の心理ですからね。
ゆえに、このようなタイトルにすることにより「いったい誰が転落したんだ?」という感じで興味をそそることが出来るわけです。
もちろん、あなたや私のように意識の高い優秀な方ほどこの手の話題を嫌います。つまり、メルマガの本文で本気で誰かを誹謗中傷していたり恨みつらみなんかを書いていたら、マインドの高い成熟された読者を一瞬にして失ってしまうということです。
これをやってしまったが最後、稼げないメルマガマーケターまっしぐらになってしまいます。使い方にはくれぐれもご注意ください。
事例6
悪用厳禁の裏ノウハウ
これは「インパクトがある」という要素に加えて、「裏技的な臭いがする」という法則を使っています。そして、「悪用厳禁」という強い言葉も使っています。
こういう、少しダークな雰囲気を出すと、開封率はかなり良くなりますね。ただ、これも使いすぎるとメルマガ読者の質が悪くなっていきがちなので、時々のスパイスとして使うようにしていきましょう。
まとめ
というわけで、開封率を爆上げするメルマガタイトル決め方のコツは以上になります。何度も耳タコで言いますが、メルマガはとにかくタイトルが命です。
どれだけ素晴らしいセールスコピーを書いていても、淡泊で没個性的なタイトルをつけていたのでは誰も開封してくれませんからね。特に発行をしはじめたばかりの最初のうちは、肝に銘じておく必要があります。
なので、この記事はブックマークに入れて、メルマガタイトルを実際に付ける際に活用していただくのはもちろんのことながら。最低でも10回は見返すようにして頂きたいと思いますね。
メルマガを開封させることが上手くできるようになれば、あとは文章の質を上げていけば自ずとメルマガの反応は上がっていきます。ぜひ、メルマガのタイトルには時間をかけて、妥協せずに付けて頂ければと思います。