こんにちは、たんようすけです。私の好きなラグジュアリーブランドの1つに「クリスチャン・ルブタン/Christian Louboutin」があります。ルブタンと言えば、トゲトゲな靴やトゲトゲな鞄で有名ですよね。
この靴の名称は、メンズの場合『ダンデライオン・スパイクス/Dandelion Spikes』と言います。(先端が少し丸まっている旧デザインでは『ローラーボーイ/Roller Boy』。個人的には名前はコッチのほうが好き。形は今のほうが好き。)
ハイセンスなバランスと異質感が共存しているがゆえに、カジュアルなスタイルからフォーマルなスタイル、ビジネスシーンにまで合わせられ、なおかつコーデ次第でハズしとしてもドレスアップとしても使えてしまうのは、ルブタンの妙技ではないでしょうか。
で、先日私の自宅にもう一匹新たなラインナップが加わったのですが、
店員さんと話をしていたら、このトゲトゲ靴のお手入れ方法が分からず聞かれることがけっこう多いそうで。通常のビジネスシューズなどとは違い、プラスチックのトゲトゲが全体を覆っているので普通にクロスで磨くことはできませんからね。
確かに「ルブタン スパイク お手入れ」などで検索してみても出てこない。じゃあ、いつも私がやっているお手入れ方法を乗っけてしまおうじゃないかということで、今回はルブタンのトゲトゲ靴のお手入れ方法(掃除方法)についてまとめておこうと思います。
ちなみに、こんな状態の靴が・・・
↓これくらい綺麗になります。(多少、照明マジックアリ)
目次
靴磨きの基本の4工程
一般的なビジネスシューズなどの磨き方の基本4ステップはコチラ。
- 馬毛ブラシで全体のホコリを取る
- クリーナーを豚毛ブラシAで塗ってふき取る
- 靴クリームを豚毛ブラシBで塗る
- クロスで磨く
基本的にはルブタンのトゲトゲ靴も一緒ですが、私の場合はクリーナーと保湿をダブルでできるクリーム(無色)を使っています。なぜかって?それは、二回もふき取りをするのが面倒だからですご想像にお任せします。
ちなみに、馬毛ブラシは超やわらかいブラシで、豚毛は少し固い毛。化繊はその間くらいのイメージですね。それぞれ、
- 馬毛 … ホコリ取り用
- 豚毛 … クリーム塗り用
- 化繊 … スウェードの起毛用/細かい部分のホコリ取り用
という感じで覚えておけばOKです。冒頭のアイキャッチ画像に写っているブラシは、馬毛ブラシです。
というわけでさっそく馬毛でホコリをとる
まずは一番やわらかい馬毛ブラシで、軽く全体を撫でるようにしてホコリをとっておきましょう。
これをちゃんとやっておかないと、クリームにホコリがまとわりついて少々面倒なことになります。必ずやっておきましょう。
※馬毛ブラシでホコリをとった状態
靴クリームをガッツリ豚毛ブラシにつけてこすりつける
全体のホコリが取れたら、次は豚毛ブラシの出番です。豚毛ブラシにたっぷり靴クリームを乗せましょう。(ちなみに、ルブタンのトゲトゲ靴の場合磨くのになかなか時間がかかるので、最初の内は片足づつやっていった方が良いです。靴クリームを塗ってから時間がたつと、磨いてもツヤが出ずらくなってしまいますからね。)
普段、ビジネスシューズには指でクリームを塗っているという方、クロスで塗っている方もいらっしゃると思いますが、この靴に関してはトゲトゲがかなり邪魔なので、豚毛ブラシを使うことをお勧めします。※指で塗っていると、トゲトゲを避けて塗る際に爪のあとをつけてしまう恐れもありますし。
※ビンに入ったタイプのクリームの場合、中身が減ってきているとブラシが届かないことが多いです。その場合には、ビニールや手袋をつけて指でブラシに直接つければOKです。
この状態にできたら・・・一気に靴の全体にゴシゴシと塗り付けていきます。塗るのではなく、こすり付ける感じです。しかも、あまり優しくやらなくても大丈夫です。
慣れないうちは「どんどん濁っていく…!大丈夫なのか!?」となってしまうこと請け合いですが、ちゃんとこの後に磨くので大丈夫です。
全体に塗り付けつつ、どんどんなじませていきます。だいぶマットになっていますね。
両足分とも、クリームが塗り終わった状態です。
厚手の布やタオルで磨く
クリームが塗り終わったら、次に厚手の布やいらなくなったタオルで磨いていきます。トゲトゲ靴の場合は薄手のクロスだと磨きづらいので、厚手推奨です。
普段から靴のお手入れをされている紳士なあなたはすでにご存知かと思いますが、布で靴を磨く際には、下記のような感じで人差し指にぐるっと巻いて力を入れやすくして磨きます。
爪を立てないようにしながら、トゲトゲの間の溝に沿って一本一本ライン単位で磨いていきます。タオルで磨いていくとかなりホコリがつきますが、これはあとでブラッシングすれば綺麗に落ちますから気にせずガンガン拭いていきましょう。
※磨いたラインのところにツヤが出ているのが分かりますね。
全体の縦ラインと横ラインを磨いていくと、こんな感じでかなり綺麗になります。トゲの横の面も大部分は同時に拭き取られていきます。
スパイクの斜め四隅を綿棒で綺麗にする
あとはトゲの回りの斜めの四隅を綿棒で綺麗にして、トゲトゲも全体的にティッシュで磨いていけば完成です。
全体的にホコリを落として完成
最後に馬毛ブラシで全体的にホコリを落としますが、タオルのホコリが沢山ついている場合には化繊ブラシの方がとりやすいです。
ホコリを取れば、こんな感じでかなり綺麗になります。
まとめ
というわけで、ルブタンのスパイク靴のお手入れ方法でした。