メルマガの書き方5ステップ!初心者はまずこの基本形を知ろう

投稿日:2017年6月13日 │ 最終更新日:

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こんにちは、たんようすけです。メルマガを書こう!と思い立っても、普段から文章を書き慣れている方以外はどういうふうに書き始めて良いのか悩んでしまうのではないでしょうか。

まあ「メルマガの書き方」と一言で言っても色々とあるわけですが、まずは初心者の方が一番取り掛かりやすい「コラム形式」の記事の書き方を知るところから始めると良いと思います。これならブログの書き方も同時に知ることができますしね。

で、コラム形式の書き方を知るために一番大事になってくるのは何なのか?と言えば、これが、「文章の流れ」なんですね。

というわけで今回は、メルマガやブログ記事を分かりやすく、かつ簡単に伝えられるようにするための、基本的な文章の流れ・書き方について解説していきます!

目次

5つの指針に沿って書いてみよう

例えば、目標とか目的、指針を定められないままで「今から自由行動です!ご自由に何でも良いからやってください!」と言われたら困りますよね。自由に何でもやれと言われると、逆に何をやって良いか分からなくなってしまうのが人間です。

でも、「あなたが今、一番リラックスできることをやってください」と言われれば、今度は「寝てみようかな」とか「筋トレしようかな」「読書しようかな」と、何かしらのアイディアが湧いてきますよね。

これと同じで、文章をまっさらな状態から考えようとするよりも、文章の構成を1つの「型」として考えて、これに当てはめて考えた方が、記事の作成はしやすいのです。

具体的には、メルマガを書く際の指針となる“文章構成の型”というのが5つあります。実際にこの5つのステップを見て頂くと、こんな感じですね。

メルマガの書き方5ステップ

  1. 問題提起
  2. 事例or例え話
  3. 問題点のまとめ
  4. 解決策・予防策
  5. その手段(案件orあなたの経験談orスルー)

この5つの項目が文章を書く際の「指針」となるわけですね。

1つのメルマガ記事の中で、この5つの通過ポイントを1から順番に通過していく感じです。こういう書き方をすることによって「分かりやすい記事」が書けるようになりますし、読者さんの気づきを誘発する記事も書けるようになります。

で、これは具体例を上げながら説明した方が良いと思いますから、ここからは実際のメルマガの文章を見ながらそれぞれ解説をしていきたいと思います。

1.問題提起

まずは、「問題提起」ですね。これは、例えばこんな感じです。

世の中には、
ものを買う際、値段を下げてもらった方が
お得だと思っている人が多いです。

まあそれが日用品や消耗品といった
“物”であれば良いですが、

知識や情報に対しても
そう思ってしまっている人が
けっこう多いんですよね。

この文章によって、「知識や情報に対して値段を下げてもらった方がお得だと思っていることは問題ですよ」と、メルマガ読者さんに対して投げかけているわけです。

この時、理想の読者さんの反応としては、「え、どういうこと?」とか、逆に「そうそう、そうなんだよね。」と共感を示す反応をもらえるのが「良い問題提起」の文章ですね。

2.事例or例え話

次が「事例or例え話」ですね。これは、先ほどの例文の続きで、こんな感じです。

例えば、
商店街に行って物を値切るのは
交渉力の練習にもなりますし
楽しむ意味でもOKです。

しかし、
知識の塊である「書籍」を
中古で安く買おうとするのはNGなのです。

先ほど問題提起として出した「知識や情報に対して値切るのは良くない」ということに対する事例や具体例をここで出しているわけですね。

ちなみに、この「事例とか例え話」というのは、1つの文章の中で、出来れば2例か3例上げるようにした方が読者さんの中で納得・共感してもらいやすくなるので、慣れて来たら「事例や例え話」を2、3度繰り返すイメージで増やしていきましょう。

今回、例で上げているメルマガ記事では実際に例え話を複数回出しているので、またあとで違う例え話が出てきます。が、とりあえずは一旦この例え話からわかる「問題点のまとめ」を次に書きます。

3.問題点のまとめ

これですね。

なぜなら、
知識や情報の「価値(効果)」というのは、

“それに対してどれだけ大きな価値を
感じているか?”

という自身の感覚に
大きく影響されるからです。

つまりここの部分で、商店街で物を値切るのはOKで、書籍は中古で買うのはNGだと言っている理由を述べているわけです。

分かりやすく言うなら、「つまり、これって○○が原因だってことなんですよね。」と、最初に述べた問題提起の原因をより突っ込んで根本的に追求している感じです。

それが今回の記事では、「自分の感じている『価値』が、とても影響するからなんですよ。」と言っているわけです。

で、次は、2度目の「事例、例え話」を述べています。

2.事例or例え話(2)

2回目の例え話がこれですね。

100万円の価値があるノウハウを
無料で教えてもらった場合、
実は9割の人達は実践することさえ出来ません。

なぜならそもそも価値あるものを
「価値がある」と感じられていないわけで、
モチベーションが続かないからです。

しかし、

そのノウハウに対して実際に
100万円を支払って学んだ人たちは、

9割の人がしっかりと実践し
結果を出すことが出来たんですよ。

これを述べた辺りで、1度目の例え話の時よりも、より多くの読者さんが「あ、そういうことってあるかも」といった感情を抱きます。

で、次がまた、この「例え話(2)」に対してのまとめですね。

3.問題点のまとめ(2)

これってつまり、

「知識」や「情報」は
価値を感じた状態で出会わなければ
意味がない。

ということなんですよ。

これが2回目の例え話のまとめです。

で、今回の記事はさらにあと1回の例え話を入れています。それが次ですね。

2.事例or例え話(3)

そのノウハウ自体に
「価値」があっても、
それに出会った状況が
価値を感じられないものであるならば、

ほとんどの人はその価値を
最大限に発揮することは出来ません。

逆に、

それ相応の価値を感じることが出来れば、
ほとんどの方は実践に移し、
結果に結び付けることが
出来るというわけです。

100万円のノウハウを
タダで手に入れて
それで一銭も稼げないのと、

100万円のノウハウを
100万円で手に入れて、
それで毎月1,000万円を
稼げるようになるとしたら、

あなたは一体どちらが真にお得だと
思われるでしょうか。

もう、言うまでもないですよね。

これが、3回目の例え話ですね。今回の事例は、何が言いたいのか?ということがすでにここまでの2回のまとめで伝わっているので、

この3回目の例え話に対しての「問題点のまとめ」は入れずに、次はこのまま「解決策・予防策」のステップに入って行きます。

4.解決策・予防策

というわけで、

まずは「書籍」を中古で買うのは
やめましょう。

その書籍との出会いは
あなたの人生において
たった1度しかないわけで。

どれだけ価値のある書籍に
出会えたとしても、

そこに対して「価値」を感じられない
出会い方をしてしまっては意味がないですし、
自分のためになりませんからね。

あなたが最も価値を感じる状態で
知識や情報は手に入れてください。

という最後の結論に至っています。

今回の結論は、「解決策・予防策」のどちらかといえば・・・、まあ「予防策」にあたりますかね。とにかくここで読者さんに対して「こうするようにしましょう!(or しないようにしましょう!)」という具体的な提案をするわけです。

で、今回の「書籍を中古で買うのはやめましょう」というのは、具体的にどうやってやれば良いのか?という部分の説明がいるものではありませんが、

もし、これが難しいことであったり具体的な方法が知りたい!と思うようなものであるならば、ここで商品やサービスの紹介をすればスムーズにセールスにつなげることが出来ますよね。

5.その手段(案件orあなたの経験談orスルー)

今回、例に挙げたメルマガ記事では5つ目の「手段」を伝えるステップが特に必要なかったので、「スルー」を選択し、この先は続いていないわけですが、

先ほどの4つ目のところで出た「解決策(つまり結論)」を実践するために役に立つ「案件」を紹介したり、「あなた自身の経験談」で具体的な手法について書くようにすると効果的です。

問題提起を「ゴール」から逆算して考えよう

企画やサービスを紹介をしない時のメルマガは、ただその日に思いついた「問題提起」を述べ始めれば良いですが、紹介したいものがある場合には、その企画や案件を記事の最後で紹介するために逆算して「問題提起」を考える必要があります。

頭をフル回転させて、問題提起を考えるようにしてください。

まとめ

というわけで、記事が書きなれない内は、この「メルマガの書き方5ステップ」の5つの指針を順番に踏んだ流れを意識して記事を作成してみて頂ければと思います。何もないところから記事を作るよりも圧倒的に楽になりますからね。

試しに、この記事の内容を見ながら手順通りに記事を作成してみると良いと思います。最初は見ながらでも苦労すると思いますが、やっている内に見なくても出来るようになっていきますし、そうすればこんな形式どおりでなくとも文章を作れるようになりますので、

まずは、変に自分らしい文章の流れなどは一旦横に置いておいて、5つの指針を見ながら取りかかってみてください。

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