これからのメルマガ配信システム選びで外せない機能7選!顧客管理が鍵になる!

投稿日:2017年6月9日 │ 最終更新日:

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今回はメルマガ配信システムの選び方と、そこで外してはいけない7つのポイントについて解説をしていきます。

と言うのも、メルマガで情報発信をする際は、普段メールの送受信をおこなっているようなメーラーソフトではなく、必ず「メルマガ配信システム」と呼ばれるメルマガ配信専用のツールを使って配信することになるからですね。

配信システムの価格は大体、月額1,000円~2万円くらいと幅がありますが、当然のことながら、高ければ良いという安易なものではないわけですね。

安くても良いスタンドは良いですし、高くても根本的にココが出来ていなくてどういうつもりなんだろう…と文句を言いたくなるようなシステムもあります。

なので、これから情報発信を始めようとされているあなたが、“稼げるメルマガ配信システムを選ぶ”ために、必ずチェックすべき7つのポイントというものがあるので、これをお伝えします。

目次

これからはメルマガマーケティングの時代

で、7つのポイントを紹介する前に、1つ覚えておいて欲しいことがありまして。それは一体何かと言うと、これからは「メルマガ」ではなく「メルマガマーケティングの時代」だということです。

今までは「メルマガ」の時代が長かったんですが、これからは「リストマーケティングとしてのメルマガ」を発行していく必要があります。

「え?メルマガとリストマーケティングって一緒じゃないんですか?」

と思われるかもしれませんが、この2つは実はまったくの別ものです。

これまでは、大半の方が「メルマガ」を発行している時代だったので、配信システムも自ずと「ただ単にメールが大量配信できて、到達率が良いシステム」であれば良かったんです。

しかし、これからリストマーケティングの時代によりいっそう入っていくにあたって、「リスト管理」のための機能がかなり充実している必要が出てきています。

というわけで、じゃあそれを踏まえた上で、実際に配信システムを選ぶ際にはどんなポイントを抑える必要があるのか?ということを解説していきます。

これからのメルマガ配信システムに必要な7つのポイント

リストマーケティングとして、これからのメルマガを配信していくためには、この7つのポイントを抑えたシステムを選ぶ必要があります。

  1. システム全体(シナリオ間)での顧客情報の共有ができること
  2. 読者の個別クリック測定ができること
  3. URLのクリックによるシナリオ分岐ができること
  4. 登録日起算だけでなく、前回のメール配信日起算でも配信設定ができること
  5. 曜日指定での配信設定ができること
  6. フォーム作成機能がついていること
  7. シナリオをグループ分けできる機能がついていること

この7つですね。これに加えて、現在、たいていの配信システムでは大丈夫だと思いますが、

  1. メールの到達率が高いということ
  2. 配信数、シナリオ数に制限がないこと

という2点も満たせるようにしましょう。ただまあこれは、マーケティングという観点でメルマガを見れているシステム会社さんの配信システムであれば、まずクリアーできるポイントなので、7つのポイントの内には入れていません。

ただ、これも重要なので、満たしている配信システムを使うようにしましょう。(念のため、この2点についても末尾で解説します)

では、それぞれ詳しく解説していきます!

1.システム全体(シナリオ間)での顧客情報の共有ができること

まずは1番目の「システム全体(シナリオ間)での顧客情報の共有ができること」ですね。いきなりですが、これが今後一番重要な機能になっていきます。

これはどういう機能なのかというと、1つのメルマガに登録されたメールアドレスがあったとして、そこにはその方がメールの中でクリックした情報とか、あとは購入者さんであれば住所とか電話番号も紐付いて保存されていくわけですよね。

そして、その方というのは、当然別の教材も買っていたりとか、何かの時のメルマガ講座企画にも参加していたりとか、色々な「シナリオ」に登録されているわけですよ。

※シナリオとは?

メルマガ配信システムの用語に「シナリオ」というものがよく出てきます。が、これは日常で使う、話の筋や話の流れという意味での「シナリオ」とは意味が異なります。

メール配信システムで言うところの「シナリオ」というのは、ようは「1本のメルマガ」のことと同義で、配信システム内に「シナリオ」というものをいくつも登録することによって、メインのメルマガを配信したり、アンケートを取ったり、購入者通信を作ったりできるわけですね。メインのメルマガも、アンケートも、購入者通信も、それぞれ「シナリオ」です。
⇒シナリオの詳しい意味についてはこの記事を参照ください※作成中

そういう、別々に登録されたシナリオ間であっても、どの教材の購入者で、何を買っていなくて、どこに住んでいて、年齢はいくつで・・・という情報がちゃんと共有されていないと、ちゃんとした顧客管理が出来ないわけですね。

今後、これが出来ない配信スタンドでは機会損失が大きくなりすぎます。これが出来てはじめてリストマーケティングですからね。

メルマガ大量配信時代には、1人1人を人間としては扱わず、ただのメールアドレスとして扱っていましたが、これからは小売業や店舗運営など他のビジネスと同じレベルで顧客を管理していく時代です。というわけで、この機能は絶対ですね。

2.読者の個別クリック測定ができること

続いて2番目の個別のクリック機能ですが、これはもう有名な機能ですよね。

従来のメルマガ配信システムでは、クリック解析機能がついていなかったため、URLを貼っても、誰が、どのリンクをクリックしたのか?ということも分かりませんでしたし、全体のクリック数も知ることは出来ませんでした。

クリック数については、別の短縮URLツールなどを購入するなどして合計のクリック数を知ることはできましたが、やはり誰がどのリンクをクリックをしてくれているのか、クリックしてくれていないのか、を測定することは出来ませんでした。

ただ、これができれば特定のリンクをクリックした方だけにメールを送ったり、特定のリンクをクリックした方だけを別の配信シナリオに自動で登録されるようにして、反応があった方だけにセールスをしたりできるようになるわけです。

例えば、

▼あなたはどちらに興味がありますか?

  1. メルマガに興味がある→http://example.com/a/
  2. サイトアフィリエイトに興味がある→http://example.com/b/

といった感じでリンクを2つ設置しておけば、Aをクリックした方だけにはメルマガ系商品のセールスを。Bをクリックした方には、サイトアフィリエイト系商品のセールスを、別々に送信することができるわけです。

こうやって読者それぞれの興味を持っている商品をセールスした場合と、全員に同じ商品をセールスした場合では、どれだけ成約率に差ができるか、想像に難くないと思います。

この手の機能を使えるシステムを使う方も増えてきているので、今後はもう、誰がどのリンクをクリックしたのか。個別のデーターがとれる配信システムじゃないと稼いでいくのは難しいででしょう。

3.URLのクリックによるシナリオ分岐ができること

続いて、3番目の「URLクリックによるシナリオ分岐」機能ですが、これは特定のリンクをクリックした方だけを、別のシナリオに自動で登録させる機能です。この機能が無いと、有料のセールスを裏でおこなったりとか、リストの属性を分けてセールスすることが出来ないので、美味しいセールスが出来なくなってしまいます。

4.登録日起算だけでなく、前回のメール配信日起算でも配信設定ができること

次が、登録日起算ではなく、「前回の配信日」起算での配信設定ができることです。これはステップメールを設定する際に重要となってくる機能ですね。

登録日起算とは?

登録日起算というのは、「メルマガに登録してから○日後」という感じで、登録日を基準として配信するタイミングが設定できるということです。

前回のメール配信日起算とは?

こちらは登録日起算とは違い、いくつかステップメールを登録した場合に、「前回のメール配信日から○日後」という感じで、前回のメール配信をした日を基準にして配信するタイミングが設定できるということです。

で、ステップメールを設定する際には、成約率を上げるためにあとで色々と調整をしたりすることが結構あります。例えば、メールを差し込んだり、逆に削除したりといった感じで。

そんな際に、登録日起算でしかメールが送れないと、めちゃめちゃ面倒なんですよ。修正すれば成約率が上がるのだとしても、その面倒さがあるので、全然やらなかったり。。。ということもあるので、この機能は付いていた方が、リストマーケティングを楽にできるようになりますね。

5.曜日指定での配信設定ができること

そして、次が曜日指定配信ができることですね。これも結構大事なんですが、ステップメールであっても、「今日は金曜日ですね」という感じのメールを途中に挟むことが出来るので、「あれ?もしかしてリアルタイムの配信なのかな?」という気にさせることが出来たりするわけです。

そもそもステップメールはステップメールとバレた瞬間に大きく成約率が下がるので、これもリストマーケティングをする上では欠かせない機能と言えます。

6.フォーム作成機能がついていること

そして6番目が、フォーム作成機能ですね。これからはメルマガの中で戦略的にアンケートを取ったり、企画を作ったりと、フォームを作成する機会がどんどん増えていきます。

そんな中でフォームを簡単に作ることが出来る機能がないと、一々フォームを作成したり、ウェブページを作成したりと余計な時間もかかりますし、手間が増えます。

時間と手間がかかるということは、それだけ商機を逃すということなわけで。この機能もこれからのメルマガマーケティングでは必須ですね。

7.シナリオをグループ分けできる機能がついていること

そして最後が、シナリオをグループ分けできる機能がついていることですね。これは完全に配信者としての管理的な問題ですが、メインのメルマガ以外にも、企画やアンケートフォームなども沢山作っていくことになるので、シナリオをグループに分けて、視覚的に分かりやすいようにできないと、管理がめちゃめちゃ大変になるんですよ。なので、今後のメルマガ配信システムでは、この機能も重要になってきます。

今後の、リストマーケティング型のメルマガの鍵となる機能

というわけで、上記の7つの条件を満たすメルマガ配信システムを、今後は使うようにしてください。

そして特に、何度も言うようですが、「顧客情報の共有機能」が無い配信システムはもう死亡です。必ず満たすようにしてください。

これまでは、「リスト」と言えば「名前とメールアドレス」のことをさしていましたが、これからは違います。「リスト」と言えば、住所や購入履歴はもちろん、年齢や家族構成や趣味や職業や取り組んだビジネスなどなど。完全に「人」として向き合う姿勢でマーケティングをおこなうことが必須になります。

つまり、リストに関する情報の一元管理が出来なければ、これからはもうお話しにならないというわけですね。

上記7点をすべて満たした配信システム

これら7つのポイント全てを網羅した配信システムなんてあるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これはズバリ「マイスピー(MyASP)」という配信システムですね。

⇒ メルマガ配信システム「マイスピー(MyASP)」

マイスピーにはこれからのメルマガマーケティングに必須の機能が全て盛り込まれています。私自身ももう2年間マイスピーを使っていますし、私の生徒さんやお客さんにも全員にマイスピーを使ってもらっています。

もちろん併用する場合には良いですが、その場合でも必ずマイスピーのシステムは1つ借りておくようにすると良いでしょう。私もマイスピーともう1つ配信システムを併用していますが、だいたい95%くらいはすべてマイスピーからの配信ですからね。

でもって、マイスピーにしたその月から、メルマガの稼ぎが20%くらい伸びました。この原因は、ステップメールの機能が充実しているのもありますが、何といっても、顧客一元管理機能が秀逸だから。ですね。これだけで収入が20%変わってきます。

⇒ メルマガ配信システム「マイスピー(MyASP)」

メルマガ配信システムに必要なその他の2つのポイント

先の7つのポイントには、当たり前すぎて含めていなかった2つのポイントについても念のため解説をしておきます。

というのも、最近は下記の2つについては満たせていないシステムを提供している企業自体がやってられなくなっているため、満たしている配信システムのほうが多いからです。

2つのポイントというのは、「メールの到達率が高い」という事と、「配信数、シナリオ数に制限がない」こと。この2つです。

8.メールの到達率が高いということ

じゃあ1つ目から解説をしていきますが、まず「到達率」が高いというのは、スパム判定や迷惑メール判定をされないまま、読者さんの受信メールボックスにどれくらい届けられるか?というものです。

いくら人のためになるメルマガを配信していても、そのうちの何パーセントかのメールは、GmailやYahooメールなどの受信サーバー側でスパム判定を喰らってしまいます。そうなれば、大概は迷惑メールボックスに入っているか、悪い場合にはサーバー側で勝手に削除されてしまいメールボックス自体に届かないといったこともあります。

そうなれば当然読んでもらうことは出来ませんから、そのリスクを極力減らすために、到達率の高いメルマガ配信スタンドを借りる必要があるというわけです。

これを軽視してしまえば、当然のことながら、見込み客に届くメールの数は減り、売り上げは減ってしまうでしょう。なので、これは絶対に軽視すべきではない超重要ポイントだと覚えておいてください。どれだけノウハウを身につけても、届かなければ全て意味ないですからね。これは必ず気にしておいてください。

9.配信数、シナリオ数に制限がないこと

そして、「配信数、シナリオ数に制限がないこと」です。先の7つのポイントの中でもお話をしましたが、現在は読者さんの「クリック」や「購入」といったアクションによって、配信する内容を変えたり、別シナリオへと分岐させたりしますから、そうなると自ずとシナリオ数が増えてくるわけですね。

で、この「シナリオ数」に制限が設けてあるメルマガ配信システムがあるんですよ。例えば、シナリオは10個までで、配信数は月間1万通まで(1000リスト保有していたら10通しか送れないということです)といった感じで。

ただ、こうやってシナリオ数や配信数に制限があると、いくら顧客管理の機能が充実していても使えなくなってしまうわけですよね。例えばアンケートを3回取ろうと思ったら、それだけで、メインのシナリオとは別に3本シナリオをつくることになるわけで、すぐに制限に達してしまいます。

また、集中的にセールスプロモーションをかけようと思ったら、一斉配信で1日3回送ったりもするわけですから、月間の配信数に制限が設けてあるような配信システムでも、商機を逃すことになります。

というわけで、シナリオ数や配信数に制限が設けてある配信システムでは、メルマガマーケティングの本領を発揮することが出来ませんのでくれぐれもご注意ください。

まとめ

数打ちゃ当たるでバンバン配信して売っていくメルマガの時代はすでに終わっています。これからは、顧客情報をうまく使って確実に売り上げを立てていく、リストマーケティング型のメルマガを配信していく必要があります。

そのためには、ここで解説した7つのポイント+2つポイントを満たした配信システムを使っていく必要がありますので、ぜひ参考にして頂いて、賢いシステム選びをして頂ければと思います。

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