こんにちは、たんようすけです。今回は、起業当初のターゲット市場の選定方法について解説をしていきたいと思います。
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「何でもできます!」は何もできない…。
これは特に、起業して間もない頃や、ビジネスを始めたばかりの段階で強く意識しておいて頂きたいことなんですが、「何でもできます!」は「何にもできません!」と言っていることと同義だということです。
今回の記事のキモとなる部分を先に言ってしまいますが、ようは「何から何まで出来たとしても、専門分野を決めて情報発信しないと誰にも響かないですよ!」ということです。
専門分野を1つだけ決めよう
実はこの「何の専門家なの?」という部分を具体的にしていない人はけっこう多いです。逆に、ここを具体的にしてしまいさえすれば、すぐに商品は飛ぶように売れ、お店は予約で一杯にできるのに…というもったいない方も多いです。
なので、あなたが副業で取り組むのか、起業して取り組むのかは分かりませんが、どちらにせよ“自分の力でビジネスを行う”場合には、必ずこの記事を読みながらターゲットとする専門の市場をしっかりと選定して商売をしていって頂きたいと思います。
起業早々に「集客」に困ってしまう原因とは?
起業をしても「集客に困っているんです…」という方は多いですが、その原因を見てみると、ターゲット選定がしっかりと出来ていないことが多いです。
例えば、
20代以上の全ての男性がターゲット
こんな感じで考えている人がいたとしたら、これはターゲットを広く設定しすぎます。ターゲットを広くしすぎていると、どんな訴求が刺さりそうなのかが今一想像できませんし、どこから集客をして良いのかも分からなくなってしまいます。
しかし、これが例えば、
今の会社の将来に不安を感じはじめている30代男性
という感じで絞っていたらどうでしょう。これならば、例えば「なんか転職サイトとか見てそうだな。」ということが分かったりしますよね。
これが分かれば、「じゃあ、転職の注意点とかをまとめたサイトを作って、そこでメールアドレス(リスト)を取得したら良さそうじゃないか。」なんて感じで、ターゲットについての想像を搔き立てることができますよね。
だからこそ、ターゲットを最初に絞らないといけないのです。
また、ターゲットを具体的に絞っておくことにより、あなたのサービスを見たお客さんに「これはまさに俺のためのサービスだ!」なんて認識してくれるようにもなります。
誰しも「専門家」に任せたくなる
例えば、店舗の集客コンサルタントが営業をする際に、以下の2つの訴求があったとしたら、あなたがお客さんだったらどちらにお願いしたいと思うでしょうか。
私は、飲食も美容院も整体も何でもできますよ!
私はカフェ専門の集客コンサルタントです!
断然後者ですよね。「○○の専門です!」と言ったほうが、文字通り「専門家感」が出せるというわけです。まさにカフェを運営しているターゲットであれば、「私のためのサービスを提供してくれている!」と感じるはずです。
こんな感じで、とにかく起業当初は特に、ターゲット・ターゲット市場をしっかりと絞って取り組むことが大切です。
ターゲット市場をハッキリ選定しておかないと、集客もロクにできませんし、商品やサービスの方向性もしっかりと絞り切れません。そうなれば、お客さんにも誰にも振り向いてもらえなくなってしまうことは必至です。
ネットビジネスであっても、例えばサイトアフィリエイトとか、せどりにも取り扱う商品ジャンルは色々とありますし、メルマガであれば、情報発信する相手の年齢、性別、職業、状況など色々と考えられますよね。
なので、とにかくまずはあなたが相手にする(相手にしたいと思っている)メインのターゲット像を細かく絞っていくようにしてください。
メルマガアフィリエイトのターゲット選定について
メルマガアフィリエイトで稼ぐことを考えた場合、ターゲット選定方法のオススメは、「あなたがモチベーションが上がる、ワクワクする分野・市場」でOKです。
まあ、これってつまりは「ターゲットはあなた自身と同じ境遇にいる方」だということです。
例えば、あなた自身が
というのだとしたら、そういうメルマガを発行し始めれば稼ぐことはできますし、要はターゲットとなる相手も、そのような方だということです。
他にも例えば、
どんな副業が良いのかを調べまくっていたら、インターネットで完結できる「メルマガ」というビジネスに出会った。
という感じなのだとしたら、ターゲットはやはり同じように会社に不満を持っていて、自分の力で稼げるようにならなきゃヤバイ!と気づいたけど、まだインターネットビジネスのことやメルマガのことをあまり知らない方。これがターゲットになるわけです。
ターゲットは過去の自分と同じ境遇にある方
つまりが、ターゲットは少し前のあなた自身と同じ境遇の方だというわけです。なので、きっとターゲットの気持ちも分かりやすいと思いますし、今後あなたが成長して、上達したり稼げるようになっていく中で、一緒に階段を昇って来てもらいやすいのですよ。
なので、メルマガでのターゲット選定については、特に最初はそういう感じで絞っていただくと良いと思います。